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外国人との出会い&おつきあい【国際恋愛のススメ】

おつきあい編 デーティング成功法

ムスリム(イスラム教徒)と日本人女子の国際恋愛・結婚は難しい?

更新日:

IS(イスラム国)によるテロなどが頻繁に起こるこの時代、

ムスリム(イスラム教徒)に対する偏見・差別がはびこるようになってきました。

 

世界情勢はいったん脇に置いて、

『国際恋愛から見るムスリムの男性』

というテーマで、今回はやっていきますね★

 

ムスリムと一口に言っても、地域によって特色があり、

主にアラブ系、ペルシア系、インド系、テュルク系、マライ系の五つの系統の民族で、ほぼ全ムスリムの95%以上を占めていると言われます。

 

はるか昔・・・20代前半の若い頃に、アフリカ系のムスリムの男性とおつきあいをしていました( ゚д゚)遠い目

 

 

早く嫁に来い!!

いったいいつ結婚してくれるんだよ!!!

 

とワイワイガヤガヤいう交際相手と、その親族一同のプレッシャーに、

 

 

思考停止&頭空っぽ( ゚д゚)&白目

 

 

に追い込まれたことがある過去も交えて、今日はお話していきます。

 

 

 

「いい人を早く効率的に見つけたい」

 

ムスリムとほぼ無宗教日本人の価値観の違い

イスラム教と聞いただけで、昨今「なんかコワイ」というイメージが定着しているのは、とても残念です。

私には、イスラム過激派以外のムスリムの方は、とっても温厚で純粋、義理人情に厚い印象だからです。


たまに宗教のお話になってしまうと、イスラム教についてガッツリ教えてひきこもうとしてくる人も中にはいましたけど・・・。

そこは、

ハロウィンもクリスマスもノリで祝って、ちゃっかり神社にも節目節目に通っちゃう。。。

という日本人ならではの宗教に対する柔軟性で、スムーズに対応してきました(・∀・)

 

 

しかし、恋愛相手となるとお話は少し違ってきます。

 

 

ムスリム彼氏との恋愛事情・詳細

両親が職業柄、イスラムの文化や建築様式などに興味があったため、まだ学生の頃、北アフリカの国々に何度か旅行へ連れていってもらいました。

アラビア語を熱心に教えてくださったガイドさんのおかげで、

アラビア語のアルファベット(左から書き始める、あのミミズみたいなやつです)を覚え、

自分の名前を綴ったり、挨拶の言葉を習ったりしていました(`ω´)キリッ

当時、アラビア語をちょっとでも知ってる日本人というのは珍しかった為、日本で偶然出会った当時のムスリムの彼とも話が弾み、

宗教に関するハードルなど、あんまり深く考えもせずに交際にいたりました~(∩∀`*)アハハ

 

ちなみにその彼は、某国の大使館で働いている方の息子さんで、親族一同で日本に住み、ビジネスで成功していました。

彼の国に遊びに行ったことがありますが、飛行機を降りてから彼の知人にパスポートを見せると、

 

 

入国審査ナシで入れました驚

 

 

国がゆるいのか、大使館で働くお父様の影響なのかは不明ですが、

数々の海外旅行をしてきて、

あんなに電車を降りた後みたいにスッと入国できたのはあれ一度きりです( ゚д゚)ナニアレ?

 

 

ムスリム彼氏とつきあってはみたものの色々「?」が出てきた

実際に交際が始まってから、

「えっ!?こんなにも違って、こんなにキッツイのか?!」

ってなったことを挙げてみます★

 

 

①豚肉が食べれない!!( ゚д゚、)

結構有名なことですけど、イスラム教では豚肉を食べることを禁止しています。

原型がなくても、ダシに使われていたりしたらもうダメですし、ムスリムである彼氏本人は神経質にチェックします。

 

日本にいる場合は特に、

レストランでの食事はかなりめんどくさい・・・。

私、豚肉大好きなのに、彼にも「一応は君にも食べてほしくないなぁ」なんて言われるし・・・。

 

 

結果、自炊率99%!!!←彼手作りの辛くないカレーみたいなやつ※エブリデイ

 

キャッキャ言いながら自由にメニューを見て楽しむような、普通のデートがしたいなーってよく思ったものです。

 

 

②お祈りタイムに自分どうしたら良いのかわからない( ゚д゚)

イスラム教と言えば、1日5回のお祈り。

床に頭をつけたり、立ったりなどして行うアレです。

私は強制されませんでしたが、結構頻繁にあるので、

その間どうやって待っててあげるのが良いのかつかみきれず、

なんか横で終始モジモジしていました。

 

後、お祈りの前に、

シャワー中の彼に私が何の気なしにキスをしてしまったことがあって、

 

「あ”━━━( ゚д゚)━━━!!最初からやり直しだ!!!」

と、言われてしまったことがあったんです。

 

 

なんでも、

「耳とか鼻とかあらゆる穴を洗うんだけど、女の人に触ったらまたやり直ししないといけない!!!!」

とのこと。

 

 

それは悪いことしたね・・・( ゚д゚)
でも女性は汚れたものなのかしら・・・・?

 

と感じたのをよく覚えています。

 

後々調べると、お祈りの前の清めの儀式らしくて、

頭や腕、くるぶしなどまで右から左と順番に丁寧に洗うのだそう。

 

 

③飲みに行かない

宗教上、アルコールはだめなので、ちょっと飲みに行ったり、パーティーに出席もできません。

日本在住で、それほど信心深くないムスリムの男の子たちは、クラブに行ったりもしていましたが、

 

私がつきあっていた彼はマジメで敬虔なムスリムだった為、

とにかくお店でのデートや、イベントに遊びに行くっていうシチュエーションが難しかったです(*⁰▿⁰*)

 

そういう楽しみを放棄するのは、特に若い時期は難しくって、

「退屈だなー」って感じる時間が多かったのは否めません★

 

 

④メイクラブの知識がない

一番辛かったのはコレかもしれませんね・・・( ゚д゚)

 

そもそもは婚前交渉は禁止されているムスリムですが、

「いくらなんでもそれはガマンできないので」

って理由でそれは良しとしている男性が多そうでした。

 

ただ、日本や他の自由な国々と違い、性教育がきちんとなされていなかったり、AVなんかも気軽に見れない状況だからなのか、

 

なんにもわかっていない

 

んですよね号泣

 

まずforeplay(前戯)の概念がそもそもないのでは?って感じでした。

「あなたの下の方の隙間らしきところに、己のものを挿入すればよいとの噂は聞いております」

程度の知識なんじゃないか????

 

っていうのが、私個人の感想です。

 

ってことで、他のどの男性とも感じたことのない痛みで、毎回グエ━━━( ゚д゚)━━━!!ってなりました。

 

 

それは、角度とか方向とかを一切考慮されない物理的な痛みです。

 

メイクラブのメの字もありません★

 

一度、ムスリム彼氏を持つ、同じ境遇の日本人女子とそういう話をする機会があって訊いてみたところ、

 

「つっこまれて15秒で出されるのみです( ゚д゚)」

 

って言っていたので、私だけが特殊なケースではないようでした。

 

当時は若すぎて、「こうしてほしい」なんて伝えられなかったし、

もし伝えていても、そもそもメイクラブなんて概念がない彼には理解ができなかった気もします。

 

これって『日本人女子がムスリム男性とつきあっていくのが難しい理由』の上位にくるかも。

 

 

女性の体自体も理解していなくて、

シャワー中に「もっと穴に手と石けんを突っ込んで洗って!」と指導されたことがありました( ゚д゚)えっ?

 

「膣内に常在菌がいて、中まで洗いすぎてしまうことが膣トラブルの元」・・・とか、

そんな現代の情報とはかけ離れた常識がはびこりすぎていて、

何を説明しても通じないのもキツイ。

 

田舎の古い悪しき慣習が残るイスラムの村では、女子割礼(女性器切除)なども無意味にいまだ行うようなところまであり、

もちろんそれが一部の極端な話だったとしても、とにかく全体的に女性への体の知識が乏しいことは言えると思います。

 

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感想(0件)

私がつきあっていた彼は誠実でとても良い人でしたが、

ベースとなる概念がかけ離れていると、

関係を続けることや、まして国際結婚などは到底ムリだと痛感しました。

 

 

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性格が良い彼でも結婚できるわけじゃない

彼自体はとっても思いやりのあるステキな人だったのですが、私はお別れを選びました。

 

晩婚化が進む日本だと、20代前半って結婚にはまだ早い感があると思うのですが、

なにせイスラム教では婚前交渉は悪いものとされているので、

「深い関係になったんならはよ結婚せえよ」

って流れになっちゃうんですよね・・・。

 

親戚はみな家族・・・という風潮もあり、いとこだのはとこだのおじだのおばだの、とにかくみな仲良し(*⁰▿⁰*)

 

最後のほうは、その全員から結婚を迫られる感覚になってました笑

 

結婚後に改名するための、イスラムの女性の名前を既に用意されていたりして・・・!
ちなみにアイシャかザイナって名前を用意されてました・・・( ゚д゚)

 

 

私の起業を家族ぐるみで助けてくれたり、とってもとってもお世話になったのに、

私、上記の理由に加えて、その結婚プレッシャーに耐えられなくなっちゃって・・・。

 

 

その後とった行動はというと・・・・。

 

 

別れの言葉を残して南国にトンズラ((((((((⊂( ・ω・)⊃ブーン♪

 

でした★

 

 

若かったので(言い訳ですが)、頭パーン★ってなっちゃったんですね。

 

許容量がもともとそれほど大きくない人間でした。

 

 

義理人情に厚くて温かいムスリムの人たち

「結婚できないしもうつきあえない!!」

と彼にハッキリ言ったところ、

 

恨みがましくもなく、

冷静に「本当にそれでよいのか?」と訊かれて話しあいました。

 

あれだけ嫁にと所望されていた&家族扱いで仕事の援助もしてもらっていたのだから、

別れは結構ドロドロするだろう・・・と覚悟していました。

 

が、

 

悲しいけど、君が幸せな方がいいから(`ω´)キリッ

 

と温かい言葉で送り出してくれました!!

 

 

彼の家族も温かく、

もう一生家族だから!いつでも帰っておいで!!( ・ω・)♡

 

 

!!!

 

誰一人として私を責めませんでした~!!

 

 

 

あれー!!

色々想定外!!!( ゚д゚)

 

そうなんです。

 

価値観の相違が大きすぎて人生を共にすることは難しかったけれど、対人間で考えたら、とっても心の広いステキな人たちでした。

 

 

一夫多妻制の本当の概念

お別れする時に、

「もしおばあちゃんになっても結婚できなかったら、第二の奥さんにして(養って)あげるから、いつでも言ってくるんだよ」

と言われました笑

 

当時は、

 

そんなんイヤデス( ゚д゚)

としか思わなかったです。

 

 

でも、元々の一夫多妻制の概念とは、

「戦争でたくさんの男性が亡くなり、一人で生きていけない未亡人が増えたためにできた救済制度」

です。

 

数年前、父が亡くなったことで家族が一人もいなくなってしまったことをそのムスリムの彼や親せきが知り、

「もし生活が大変だったら一緒にみんなで住もう。」

と言ってくれてビックリしました( ゚д゚)

 

 

彼にはすでに奥さんと子供がいるのですが、

 

「全然かまわないよ♪( ・ω・)みんなで仲良くすればいいじゃん♪」

 

だそうで、珍しいことではないみたいです。

 

ここらへんの感覚も日本人には理解できないですし、

ムスリムが「女性をはべらせる」と誤解されているところですが、

 

 

実際言われた私は、

 

なんかわからないけど心あたたまる~(∩∀`*)

 

って思いました。

 

 

私はムスリムとの国際恋愛・結婚はうまくいきませんでしたが、

もしこの感覚の違いを受け入れられる女性だったら、案外楽しくやっていくのかもしれません。

実際、知人の日本女性は、2人の他の奥さんたちと仲良く暮らしているそうですし(∩∀`*)

ちなみにこの記事を書いてから1年ほど経過した現在でも、

「まだ独身なら結婚して2番目の奥さんにしたいなぁ。養ってあげるから」

とよくこのムスリムの元カレに言われます( ゚д゚)

 

どうやら本気のようで、「日本人が一夫多妻の概念を理解できないのは残念だなぁ」とよく嘆いています笑

 

 

 

この体験談を通して伝えたいことは、

「ニュースで取り沙汰されるような凶悪な人たちは一握りだけ。普通のムスリムは優しくて器が大きい人が多い。」

「でも恋愛相手になると、日本人と違いすぎるところがあってケッコー大変。それでも違いを面白がれたらうまくいくこともある♪」

 

です。

 

 

もし宗教上の理由で、国際恋愛を悩んでいる方がいたら、

その違いは自分が生きていく上でゆずれるところなのか否か・・・

で判断してみてくださいね!

 

 

今日もおつきあいいただいてありがとうございました~(*゚ー゚)♡

 

 

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